こんにちは!
バスケットボール推進会です。
先日、バスケ界隈ではこちらの話題で持ちきりになりました。
富樫選手と言えば、
身長は167センチと小柄ながら、
持ち前のスキルとスピードで大男たちをなぎ倒す
一寸法師のような選手です。
一度はNBA Gリーグでプレーしましたが
現在は日本の千葉ジェッツに所属しています。
千葉ジェッツは、B.LEAGUEの中では特に優良経営のチーム。
千葉県はバスケに熱い地域柄でもあります。
日本のプロチームに所属する選手が
給与を公表すること自体がほぼ無かったこれまで。
しかし今回、1億円という年棒をもってして
メディアに取り上げられたことは極めて異例なこと。
富樫選手が日本バスケットボール界のパイオニアになった瞬間です。
もちろんそこから、メーカーとの契約金、試合に対するインセンティブなどで総額はより跳ね上がるのだと思いますが、
本質はその金額では無いと思っています。
この一件で、
日本バスケットボールへの世間の目が変わると思います。
まず一つ目は、
将来、バスケットボール選手を夢見る子供を、
大人たちが本気で応援できるようになることです。
そして、
バスケットボール選手になりたい子供が増えることです。
二つ目は、
選手、指導者、その他運営に関わるすべての人への影響です。
B.LEAGUEに所属する選手は、それだけの価値があると世間から認識されます。
よりプロフェッショナルに、プレー、言動、行動からも価値を求められるようになることです。
価値が上がれば、B.LEAGUEはより盛り上がると思います。
これからが楽しみですね。
最後に、これはバスケットボールの話題からは脱線するのですが..
世の中、何かにつけてお金の話題が出てきます。
YouTuberはいくら稼いでいるだの、
どこの会社の給与はいくらだの、
教員の仕事はブラックなのに給与が安いだの、
お金ばかりが先に出て、物事の本質を見誤る若者が増えてしまうようなニュースが多いと思います。
本当にお金を稼いでいる人たちは
お金を稼ごうと思って、それを始めたのでは絶対にないこと。
金持ちになろうと思って、金持ちになれるものをチョイスしたわけでは無いということをわかって欲しいと思います。
富樫選手も、NBAのスーパースターも
お金を稼ごうと思ってそれを始めたわけでは無い。
優勝やMVPなどの名誉、そして自分自身を追求して、
追求し続けた結果、後からお金がついてきていること。
ヒカキンが最初から稼ごうと思ってYouTubeを始めたわけじゃないということ。
大企業の役員に昇進している人たちや、その社長たちが
給与に目がくらんで会社を選んだわけではなく、
人生という貴重な時間を使って、自分がやるべきこと、
やりたいこと、好きなこと、
本気になれることを純粋に選んだ結果
今がある、ということ。
そんなメッセージも、
富樫選手は贈ってくれていると思います。
それでは今日は、このへんで。