こんにちは!
バスケットボール推進会です。
皆さん、
「コーチ」ってなんで「コーチ」って言うか
知っていますか?
COACH
単語の意味は、馬車です。
こんな具合です。
馬車は人を乗せて
その人が行きたい目的地まで連れていきます。
つまり、
乗客を「ゴールへ導く」ものとして
指導者がコーチと呼ばれるようになりました。
だからスポーツに関わるコーチは
選手を目標や夢に辿り着くまでの
サポート役として携わることが大切だと思います。
しかしながら少年スポーツなどの現場では
しばしば
コーチの目標を達成させるために動いてしまうことがあります。
例えば名誉や自尊心を保つために
選手に対して過度なプレッシャーをかけたり
勝利にばかりこだわり過ぎて
子供の目の前に起きている成長のチャンスを見逃している場合などです。
コーチはサポート役と先に申し上げましたが
サポート役がどんな指導者なのかによって
その未来が左右されるほど影響力のあるポジションであることは
言うまでもありません。
サッカー関連の記事ではありますが
これに関係する内容が書かれていますので是非ご覧下さい。
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子どもに良い影響を与えないコーチ問題
日々の練習や試合は
選手たちにとって成長のヒントがそこかしこに
溢れています。
コーチと選手のかかわり方には様々な手段がありますが
あくまでコーチは
選手の「今」だけではなく、
その先を見据えて指導するべきかと思います。
先日、大東市で開催された
バスケットボールカーニバルに参加した時のことです。
この大会は順位を決める大会ではないので、
試合を通じて選手ひとりひとりに成長の機会を与えたいと
コーチ陣は考えていました。
この1日の大会を通して当スクールチームは
グループリーグで3勝1敗。
3位決定戦で18-18の同点で同率3位という結果に終わっています。
結果だけ見れば、悔しいですよね。
でも、全勝で1位をとろうと思ったらそれは簡単なことなのです。
そうではなくて、
コーチはあえてそこで、
どのチームとも接戦になるように。
または逆境の状態で戦う状況にしていました。
そこに集った選手たちは試合に全員出場しています。
負けて、同点で悔しそうにする選手たちに
私はこう、声をかけました。
この大会で簡単に勝ってそれを楽しむのか?
それとも
優勝を目指した試合で厳しい展開になった時、
ちゃんと勝ち切るためのチャレンジを、全力で楽しむのか?
どっちが大事だと思う?
みんなの本番は、今日ではないからね。
そう伝えています。
みんなの本番は、大人になってからやってくるかもしれません。
試合で負けるのはコーチもつらいし、
それは勝てた方が気持ちいいのは選手と一緒です。
でも、
負けから得るものの方が
勝った時よりも大きいのは
コーチ達も経験から学んでいます。
目先のことに囚われずに、
その先を見据えて、
全員で楽しめることが大切だと思います。
それでは今日は、このへんで。