指導者の本質とは・・?

こんにちは!

バスケットボール推進会です。

 

この時期になると、中学校3年生の選手は

進路を少しずつ定めていったり、自分の未来を不安に思って考え直したり。

 

子供から大人になる過程で

たくさんの選択肢の中からベストを選ぶ必要に迫られます。

 

日々の指導をしている中で私たちもベストな選択を迫られますが、

すべての選手のスキルを完成させることは難しく

スクールという性質上、足並み揃えてレベルアップを目指すこと自体、

本質とは外れていることだと実感しています。

 

今から7年前まで2年間ほど指導させて頂いていた選手の保護者様から

先日、連絡がありました。

 

現在は中学校3年生。

大阪府2位のチームに所属しながらにして大阪府選抜に選ばれ、

大阪府で全国大会に出場する強豪校(高校)から多数のオファーをもらいながらも、

大阪桐蔭高校のオファーまで断って別の高校へ進学することを選んだとのこと。

 

思い返せば、当時(小学校1年生~3年生)は本当に自分勝手にプレーして、

誰にもパスを出さないエゴイストなプレイヤーでした。

ただ同時に、誰にも負けたくない、誰にだって真正面から向かっていく姿勢が強く感じられるプレイヤーでした。

 

ついつい、

「周りも見ようね」「パスもだそうね」「その方がチームで得点がとれるよ」

なんてアドバイスしそうなところですが、

 

当時の私はそれも才能だと思い、

「思いきりやろう!」「ナイスチャレンジ!」

彼の闘争心を活かして指導していたんです。

 

チームメイトとトラブルになるし、大人の目線では非常識的な行動が多かった、

本当に問題の多い選手ではあったのですが・・

 

彼は中学校3年生で、

「他人から選ばれる選手」になったのです。

 

実際にはまだまだ粗削りなところが多い選手。

指導者からはすべてを教えられていない選手。

でも試合では、持ち前の根性と得意なプレーで活躍してしまう選手。

 

その素質を見抜き、1年前からスカウトしていた強豪校の監督のもとへ

進学することを決めたそうです。

※大阪の中で最もプロを輩出している高校だそうです。

 

このような話を耳にすると

やはり指導の本質というものが問われてくるのかなと思います。

 

スキルについてはいくらでも素材を拾える現代の指導現場において

選手の何を成長させるのか?

 

ずっと指導できるわけではないスクールという環境で

短い時間で何を伝えるのか?

 

人は、人に影響されて生きています。

 

スキルだけではない、

学校ではなかなか教えてくれない、

きっかけを与えられるのがスクールの役目ではないでしょうか。

 

プロ選手を育てたことがありますか?

残念ながら、私はありません。

 

いつかきっとその夢を叶えたいと思いますが

それはきっと、

スキルを注ぎ込むだけではない

全く異なった次元の伝達が必要なのかと思います。

 

小学校1年生の時から

渡邊雄太選手はNBAを目指していたそうですが

それを信じ続けた「マインド」が夢を叶える原動力となりました。

 

高校3年生の時にウィンターカップのヒーローインタビューで

激戦の後、堅苦しくサポーターへの感謝の気持ちを述べるわけではなく

「めちゃくちゃ楽しかったです」「バスケは楽しいです!」と発言した八村選手は

その後、NBAでドラフト9位指名を受けることになります。

 

このような事例が、どういった意味を持つのか?

 

日々の指導に活かせるヒントなのではないだろうか?

ふと、そのようなことを思い、考えさせられました。

 

それでは今日はこのへんで。

 

バスケットボールを、遊びつくそう。

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